色気のある骨格と端正なマスク





2020年1月17日
この作家さんの描く男の子たちはすごく魅力的です。そして描いている物の起伏が線の強弱で巧みに表現されていて、ほんとに絵が上手だなぁと思います。
お話も私は面白いと思います。トルストイの言うように不幸にバリエーションを持たせるのは容易いかも知れません。それでも、この作品の心がちくっとするような小さな不幸には個性があると思います。その小さな不幸を二人がお互いに対する不器用な恋心でもって、小さな幸せに変えていきます。言い回しがちょっと独特で軽妙な掛け合いが楽しいし、さらっとしてて、でもきゅんとできる素敵な作品です。『おしどり悪友』も大好きなので、この作家さんの次回作が待ち遠しいです。
お話も私は面白いと思います。トルストイの言うように不幸にバリエーションを持たせるのは容易いかも知れません。それでも、この作品の心がちくっとするような小さな不幸には個性があると思います。その小さな不幸を二人がお互いに対する不器用な恋心でもって、小さな幸せに変えていきます。言い回しがちょっと独特で軽妙な掛け合いが楽しいし、さらっとしてて、でもきゅんとできる素敵な作品です。『おしどり悪友』も大好きなので、この作家さんの次回作が待ち遠しいです。

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