よくあるミステリーではないけど




    2020年1月23日
    ミステリー好きな方には、やや物足りなさを感じてしまうかな?日常のミステリーならば『爺さんと僕の事件帖』に並ぶか?と期待を持ちながら読んだが、ささいな事件というよりは、上流階級のやんごとなき方々の屋敷で起こるトラブルにミステリーを足した話と言ったほうがいいかな?花穎も何かにつけて『自分は当主なんだから』のスタンスに、執事の衣更月も『あなたは当主らしくあっていただきたい』と考える。同じ事なんだけど噛み合わない二人が少しずつ当主らしく、執事らしくなっていく話。執事ものに興味ある方は面白いです。ミステリーだけでいったら・・もうちょいスパイスが欲しかった。花穎の特殊能力がスパイスと言えばスパイスなんだが。最後の事件の執事養成学校の同級の話はひねりがきいて面白かったです。
                                                            
                
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