読み返したくなる。

ネタバレ

2020年1月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 絵もいい、キャラもいい、ストーリーもいい、エロも十分。なのですが回想シーンを挟むことが多くて特に後半になるにつれていつの話なのか分からなくなります。話自体は素敵なので読み返したくなるのですが、読み返して深く読むほど時系列がよく分からなくなります。

二巻では、P19「同棲を始めて３年が経って」と書かれていますが、P24で「３年目になる今では」と、急に時間の表現がおかしいことになります。（「２年も経ってんのに…？」と他コマで言われてるので、３年目が正解だと思います）

また、四巻では温泉旅行に行ったときに「（エッチを）つい１年前に初めてした」と海堂が言ってるので、付き合って４年目の話だと思いますが、親に挨拶に行こうと話し合ってるにも関わらず、挨拶の話では「６年一緒に暮らして…」と急に二年の期間が開きます。予定を合わせていたとか考えてもいいんですが、何の注釈も無いので不自然に感じます。

好きなポイントが多かっただけに、四巻の温泉旅行の話で急に絵の質が雑になったこと、「修学旅行のリベンジ」と言うにも関わらず本編では修学旅行の描写はされていないこと（恐らく特装版の特典描きおろしの話？）がすごく残念でした。

あと、海堂君が本田君のことを高校三年になる前からずっと好きだった描写はちょっとあるんですが、その経緯も欲しかった。

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もにおさん

(女性/50代) 総レビュー数：3件

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