このレビューはネタバレを含みます▼
会社の後輩秀那と付き合ってからのその後の話
上手くいってるようでやはり好きだった弓をDVで苦しめてしまったことが
忘れられず罪の重さに苦しみ過去にとらわれているのだなとと思いました。
もちろんどんな理由があれDVは許されないことでしてしまった加害者はそのことを一生忘れてはならない、だって被害者は一生消えない傷を心と体両方辛くて苦しめられてだからこそやった人はそのこと忘れて幸せになることは許されないと思う。
おげれつ先生はそこをちゃんとリアルに描いてるので読んでて苦しんでるかんちゃんの気持ちが痛い程伝わってきて先生本当に心情上手く描くなと思った。
かんちゃんと弓の過去辺が描かれた「薊」は何故あんなに笑顔が素敵で優しかった
かんちゃんが弓にDVする様になったのかが描かれていてとにかくこれが読むのも辛くなるぐらい苦しい話、もうかんちゃんが就職して会社がブラックすぎて従業員もクズばかりでこれでは優しかったかんちゃんも変わってしまうのは無理ないなと思った。このシーンは読んでて1番辛かったです。
弓も家族や弓のために辛くて苦しくても懸命に頑張ってるかんちゃんに頑張れは言ってはダメだった頑張ってる人に一番言ってはいけない言葉言ってしまって一番理解して支えて欲しい人に言われてはかんちゃんも限界で壊れてしますのは分かる。
かんちゃんは本当に弓の事好きだったのが読んでて伝わってくるのだが
弓の方はかんちゃんと同じぐらい好きだったようには思えなかった。
本気で好きならまず昔好きだった男と繋がりがある物しかも壊れたケータイ
いつまでも持っていないと思うし、しかもそのケータイ触ろうとしたら弓には珍しく激しく起こって、かんちゃんもビックリしてたし、やはり弓が本気で好きなのは真山なのだなとだからいつまでも壊れたケータイ捨てれなかったのだなと思った。
触れて欲しくないでも本当は触れて欲しい、弓の心の傷それを不器用なりにめげずに何度も向かって思いを伝えてくれる真山に自然と惹かれたのかなと錆びた読んだ時思った。
そしてかんちゃんを本当の意味で理解して欲しい言葉を言ってくれてどんなに酷いこと言われて拒否られてもめげずに笑顔で向かって行った秀那だからかんちゃんも傷ついた心も少しづつ癒されていったのだと思う。
あと最後までと弓とかんちゃんが再会することなく終わったのは本当に良かったと思う。