3番線のカンパネルラ
」のレビュー

3番線のカンパネルラ

京山あつき

現実と架空のバランス

2020年2月4日
ある種ファンタジーなBLに比べ、
本作は誰かの日常を切り取った様なリアリティのある作品でした。(三角関係ではありませんが、気持ちの揺れはあります)
他人の心は読めないからこその、悩みや葛藤がリアルに描かれていてます。
ネガティブな事が積もり積もって
落ちて行きそうな主人公。
宮沢賢治の作品もいい感じに差し込まれ、
人との出会いや触れ合いで、救われたり
再び落ちたりしながら幸せを掴んでいく姿が可愛くて切なくて❤気がついたら一気に読んでました。
キャンペーン買いでしたが、普通に買ってても後悔のない良作😄
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