終わりのセラフ
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終わりのセラフ

鏡貴也/山本ヤマト/降矢大輔

キャラ萌え(BL)以外はスッカスカ

2020年2月11日
1 強い敵が現れてピンチ→『仲間は見捨てない!』と特攻→色々ラッキーで生還

2 状況を打開するべく現実的な作戦を提案→『家族を守るって決めたんだ』と作戦を否定→感情論で全員納得

この繰り返しです。誇張抜きでこの2パターンをずっと繰り返しています。合間に外野のキャラは死にますが、主人公チームは仲間だと思っていない相手には冷たいので特に何も起きません。

何故そんな作品が人気なのかといえば、BL満載だから。これに尽きます。序盤にはヒロインの恋心や三角関係を匂わせる描写がありましたが、そういう展開は途中から一切無くなりました。武器に元恋人を宿した男ですら、いつの間にかその恋人の許嫁とイチャつきだす始末。完全な腐女子人気なんですが、あとがきを見る限り原作者は自分の作品力が評価されていると思い込んでいるようですよ。
ちなみに男向けのお色気描写は極度に少なく、3巻でのシャワーシーンの後は14巻までありません。そこを期待していると肩透かしを喰らうので注意です。
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