誇り高き王女がとろける辺境伯の豹変蜜事
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誇り高き王女がとろける辺境伯の豹変蜜事

こいなだ陽日/ウエハラ蜂

買って大失敗。。なんだこれ

ネタバレ
2020年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやいや。。初めて読む作家さんはある程度カケに近いところあるんですが、やってしまいました。編集さんや担当さんはこれでOKしたのか、、ひどいな。ホントは星一つもつけたくない。
まず、ヒロインとヒーローがただのアホです。ヒロインの性格が、一周回ってただの性癖じゃん、と。最初は、んん?もしかしてこれはコメディとして読むものなのかな。。と思ったくらい。展開が浅くて、ヒーローも、え、こんな人に魅力感じる?っていう。それは普段はヒロインを前にすると赤くなって弱々しくてだめだめなのに、えっちになると豹変する、という狙ったところではなくて、200年前の話にしてもそうだけど、男と女の性と愛を作者が舐めてることに尽きます。浅い。軽い。えろ中のセリフも昔のどっかのオヤジが言ってるような恥ずかしいフレーズばかり。エピローグのエリオットの話で爽やか風にまとめていますが、いやいや、、普通だとこのシーン、心地よい余韻にさせるところなのかもしれないのに、やっぱり全編がこれだから、陳腐でそれすら含めてやっぱりコメディなの?って思えました。修道院での話も、あれだけ会話書いといて、修道女が旅人の手に取ったかは誰も知らない→翌日修道女が消えた、とか、書き方雑すぎるしそこで最後まで書かんのかい!面倒くさくなったんか?と呆れるほど。
読者の気持ちもわかってない、勉強もしてない、精神的にも人生経験も子供なんだなと感じざるを得ませんでした。こんな文書力のない雰囲気だけで書いてる人を、よく商売に載せましたね。。担当さん責任重大ですよ、600円も払わせてこれは。
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