だいたい全部読んだ





2020年2月19日
なんか冴えない話だったのだがほぼ全部読んでしまった。生々しい不細工不器用な男子で鬱な話のオンパレードだが、そんなに鬱にはならなかった。死にたい夜に、死にたいと検索したらだいたいいつも厚労省?や電話相談のサイトがあがってくるが、今回はこの本が上がってきて途中まで読み気になったので、シーモアでもあるかなあと探したらあった。独占本でない限りたいていの本はある。ドラマにもなるような本だからなお。すごくいいわけではないが、泣けるところもあった。私は車椅子の人との初体験のところ。どこで泣けたか忘れたが。リアリズムなところが嫌だったけど、ことさらに露悪でもなく、ほどよく明るく書いていて悲惨でもなく、悲惨と思ってたのに、いきなり編集長として渋谷でラッパーたちを部下に働いて社長賞をもらったりずるいな、かっこいい(かは微妙だがそれまでの悲惨さと比べて)じゃんと思った。そう見ていくと自己卑下しているがそこまで主人公が悲惨だったわけでなく、それなりに能力も体力もあり、仕事にありつけたわけだから、よかったと思った。これがドラマに?謎だ。

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