幼なじみの公爵は、記憶喪失の婚約者を愛の力で取り戻す
熊野まゆ/森原八鹿
このレビューはネタバレを含みます▼
キレイな表紙につられてしまいました。挿し絵はありません。作品紹介の文章のまんまのストーリーです。でも、拉致られてるのに事件にしない両親、記憶喪失のヒロインを刺激しないようにとはいえヒーローも拉致った辺境伯宅に一緒に滞在って…など、ツッコミ所満載です。ラストは記憶が戻ってハッピーエンドですが、お世話になったからと言って辺境伯宅の使用人たちに挨拶して出て行くって…どんだけお人好し?!(笑)そして最大の違和感は、犯罪なのに辺境伯は処罰とか全くなくて今までどおりなのは何故…?
色々な疑問を深く考えずにサラッと読める方にオススメします。値段や短編レーベルなのをよく確認しなかった自分も悪いのでオマケして☆3ということで。
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