マロニエ王国の七人の騎士
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マロニエ王国の七人の騎士

岩本ナオ

いよいよ

ネタバレ
2020年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まできましたが、3巻から色々と話が動き始めて面白くなってきましたね。7人兄弟の各々の謎や恋の動向も気になります。4巻では風景石を眺めてる獣つかいを後ろから見つめてるシロネンに何気無く振り向いて無邪気に話しかけるシーンにキュ~ンとなりました(///∇///)シロネンが人間に戻ってもこんな風に話しかけて欲しい。そして謎といえば母バルバラと父ペレグリナス。多分この二人の結婚がキーなんでしょうね。検討違いかもしれないですが、神と人間の禁断の恋愛結婚だったのでしょうか?それの代償なのかな?一回読んだだけでは正直すぐに理解は出来ません。何度読み返しても謎なセリフやシーンもチラホラあります。でもそれは多分後々にこういう意味があったのかとわかるはず。それと『天狗の子』でも感じた、薄れ忘れられていく土地土地の風習や信仰などの問題も物語に盛り込まれてるような気もします。
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