愛の在り処に誓え!
」のレビュー

愛の在り処に誓え!

樋口美沙緒/街子マドカ

幸せが待っていた😊

ネタバレ
2020年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作は、葵視点で描かれることが多かったのですが、
今作は、ほぼシモン視点のお話で、彼の心の移り変わりが、
丁寧に描かれていました😊

ただ愛を得たいが為だけに、浅はかとも言えなくもない行動で、単身ケルドアへ飛び込んだ葵。そこで、真の愛を得て、辛く苦しい出来事を乗り越え、聖母マリアのような慈悲深い大公妃へと成長していく。そして、そんな葵の愛を受け、愛を知ったシモンが、愛ある人格者となり真の大公へとなっていく様が、とても感慨深かった😄

最後には、冒頭からは考えられない程の愛に溢れたお話で、
幸せな読後感で、いっぱいになりました😊
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