天は赤い河のほとり
」のレビュー

天は赤い河のほとり

篠原千絵

爽快サクセスストーリー

2009年7月11日
これは最後まで一気読み必至!歴史ものの重厚感と少女漫画のリズム感を兼ね備えた傑作です。
古代が舞台なんて、なんだか小難しく思えるかもしれないけれど、主人公が現代の女の子(訳あってタイムスリップした)なんでバッチリ感情移入しちゃえます。
篠原先生の絵は、意外と好き嫌いが分かれるみたいだけど、本作はオカルト的な描写よりも、篠原先生得意の「色気と男気のあるイケメン」が多数登場するので読みやすいですよ。
次々と困難は襲い掛かりますが、基本は読後感が清々しい爽快サクセスストーリーです。
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