王太子の仮花嫁はロマンス小説みたいな恋がしたい
」のレビュー

王太子の仮花嫁はロマンス小説みたいな恋がしたい

御子柴くれは/炎かりよ

ヒロインがワガママに思えてしまい…

ネタバレ
2020年2月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 179ページでした。ヒロインがちょっと我が強くて私は好きじゃなかったです。頭脳明晰でハキハキ喋ってるのに、隣国からの客人(ヒーロー)に、恋がしたいとか大声で言って、庭の案内も、けんもほろろに断って周りをギョッとさせるなんて…めっちゃワガママ。ヒーローはワイルド好きなヒロインの好みに合わない中性的な外見ですが、策士です。
このヒロインのどこが好きなのか理解できませんが、当て馬キャラの幼なじみ騎士とヒロインを取り合う…という内容です。その脇で、ヒロインが『恋がー』と言いながらヒーローに上手く転がされて、意外に男らしい一面(固い瓶のフタを開けちゃうとか(笑))を見てちょっとドキドキしてくる…という展開になっていきます。
この作者さんの作品なら『令嬢はイケメン侯爵にー』のほうがずっと良かったです。定価で購入するならそちらをオススメします。この作品は割引キャンペーンの時に買って、あまり期待せずに読んだほうが『意外と面白かったな』となるかも知れません。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!