少年と薬売り
」のレビュー

少年と薬売り

吉田実加

良い!…だからこそ、勿体ない!

ネタバレ
2020年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素手で触ると人の心の声が聞こえるゆえに人と交流を持たずに生きていた少年と、異国風の容姿から虐げられて育ったが、逆にその容姿を利用して生きている薬売り。
人物背景や、時代設定は丁寧。絵に至っては、人も背景も動物も全て綺麗。
だからこそ、勿体ない…!!
もう、自分でも驚くほど強く『あれ?次のページ、ないの?』っていう感覚になってしまった作品でした。
生い立ち、出会い、睦じいひと時、事件、新たなる道…これも悪くない…
3巻くらいかけて、じっくり展開させてあげても良かったのでは…?と思ってしまう。
デビューコミックスでこの出来なら、続きものを読んでみたいです。
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