ふたつのスピカ
」のレビュー

ふたつのスピカ

柳沼行

絶対に読んでほしい名作です

2020年3月7日
いろんな登場人物の大切な人や物との出会いや別れがまるで星が瞬くように、寄せては返す波のように淡々と描かれています。
教室の隅でポツンとしている子やひねくれてる子、お人好しで損ばかりしている人…
人生を舞台に例えるなら、決してスポットライトがあたることがないような登場人物たちを宇宙の名もなき星に見立てて、そのさまざまな生き様の煌めきを見せてもらったような読了感があります。
夢は努力しても叶わないこともある、大切な人と明日また会える永遠はない、色んなことを考えさせられるし
セリフの一言一言が心に響いて何度も泣きました。
幾多ある作品の中で、この漫画に出会えて本当に良かったです。
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