ちっぱい嫁とワケアリ夫
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ちっぱい嫁とワケアリ夫

ナヲフ

ワケアリとあおるほどの訳はなかった

ネタバレ
2020年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻無料、のちに全巻購入。
序盤の展開ではわかりにくいが、ヒロインはお金持ちのお嬢様。交際経験はあるが、いざ臨んだ初体験で貧乳をけなされ、以降恋人もできず、親にまで心配される日々。
一方、ヒーローは困窮する風呂屋の息子で、自分が急いでる時でも困ったお年寄りを助けるような人のよい人物。
ヒロイン父のお節介でお見合い、半年のお試し同棲をすることに。
お互い第一印象はよく、よい雰囲気にはなるが、それぞれのコンプレックスがネックになって夫婦としての最後の一線を越えられない。それぞれがコンプレックスと向きあって、互いを受け入れ本当の夫婦になるまでのお話だった。
二人ともコンプレックスはあれど、好感のもてる性格で、二人が惹かれあっていく過程とか、初体験のシーンとか萌えさせてもらったので、買って損はしなかった。
ただ、タイトルのワケアリというのが、私には何を指すか最後までよくわからなかった。
ネタバレだが、ヒーローが童貞なことなんだろうか。童貞は病気ではなし、ワケアリとは言わないよね。どちらかというと家が困窮してる方がよほどワケアリだと思うのだが。EDなのかとか色々考えてたから、肩透かし食らった感じだった。
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