日本文学の至宝です。正に必読の書。





2020年3月26日
大正期以降に活躍した作家の文学作品は今でも広く読まれていますが、明治期中心に活動した作家で一般に読まれる作家は鴎外と漱石しかいません。時代を超越した真の古典作家たる唯二人の作品の中でも、疑い無く最高峰と言えるのがこの「こゝろ」です。御多分に漏れず字体を変えてしまっているのは残念ではありますが、明治という時代の終焉を鋭く見つめた傑作を、平成の終わりと共に今一度読み返すのも悪くはないのではないでしょうか。

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emi.b さん
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