ろくぶんのいち ~ぼくたちの格差~
」のレビュー

ろくぶんのいち ~ぼくたちの格差~

神波アユミ

格差社会題材のマンガ

2020年4月1日
貧困からくる格差問題が大筋だが、2人の少年の成長も楽しめます。

無料分だけ読んだら、塾長が謎だらけで、ちょっと胡散臭く、どのように転がるか不安だったが、1巻読んで着眼点、ストーリー 大きく裏切られました。

2巻の途中で涙があふれました。

貧困層からの脱出は難しく、どんなに手を差し伸べても本人の意思が大切だし、どのように係わっていくのかって難しい。
逆に金銭的には裕福でも、人間的に貧困な人たちもいる。
そういう貧困な人たちは自分が貧困かさえわからずに、成長する。

所詮、絵に描いた空想だと思わずに、真央、百田、母親、黒木など主人公の気持ちに立って読んで欲しい。
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