ネタの引出しがいくつあるのか笑





2020年4月2日
沙村広明は美大上がりの確かな画力の持ち主だけど、「ネオ劇画」とでも呼びたいリアル寄りの画風なので好き嫌いは分かれるかもしれない。
でも現代日本を舞台にしたコメディ作品を描かせると、そういう画にいろんなトリビアやサブカルネタや先行作品のオマージュ(パクリ?笑)をこれでもかとのっけてくるので、その安定の沙村節だけでもうツボる人はツボる。
特に本作は沙村作品の中でも登場人物がかなり多く(考えてみれば「無限の住人」の次に長い連載なので)、沙村コメディもうひとつの持ち味である「セリフの掛け合い」が何パターンにも増幅されるから、「これが笑わずにいられるか」っていう漫画であるのは間違いないです。
でも現代日本を舞台にしたコメディ作品を描かせると、そういう画にいろんなトリビアやサブカルネタや先行作品のオマージュ(パクリ?笑)をこれでもかとのっけてくるので、その安定の沙村節だけでもうツボる人はツボる。
特に本作は沙村作品の中でも登場人物がかなり多く(考えてみれば「無限の住人」の次に長い連載なので)、沙村コメディもうひとつの持ち味である「セリフの掛け合い」が何パターンにも増幅されるから、「これが笑わずにいられるか」っていう漫画であるのは間違いないです。

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cshion さん
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