あいだにはたち
」のレビュー

あいだにはたち

さおとめやぎ

まさかの一気読み!

2020年4月3日
切羽詰まった人間は突飛な発想をしがちで、女性の主人公はそれを行動に移します。始まりだけは非現実的だけど、登場人物の思考は現実的で、そして都合のいい奇跡ばかりは起こりません。なので案外「やっぱりそうなっちゃうよね、、、」とリアルな展開が繰り広げられ、登場人物の悩みや迷いはかなり考えさせられます。この作者が描く心理描写は巧みで、次回作もぜひ読みたいと思いました。思わぬまとめ買いでしたがその価値有りです!
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!