超絶技巧

2020年4月9日

本筋の中に、ミステリ小説が1本入れ子のようにはめ込まれた形になっています。本筋と作中作がどちらも面白く、しかも両者が密接にからみ合うという非常に凝った趣向の作品です。優れた物語を評するとき、「作者の頭の中はいったいどうなっているのか」といった言い回しが使われることがありますが、久々にそんな心境になりました。

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アベさん

(男性/50代) 総レビュー数：102件

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