このレビューはネタバレを含みます▼
前2作同様、氷山さん35歳。結生20歳の年の差cp。
今作の氷山さんもハイスペックな大人の男なんですが、少年の心を持つような人で、20歳の結生とのやり取りも、気のおけない友達同士のよう😓
結生の氷山さんを健気に想う姿に切なさを感じ、氷山さんの結生への言動の真意が読めずモヤモヤしたり。そんな二人が恋人同士になるまでの過程も勿論良いのですが、個人的には、その後、氷山さんのお父さんを送り出す為に3人で過ごす数日間のお話に、心を鷲掴みにされました。
父子家庭であった氷山さん親子の関係性。
氷山さんの全てを受け入れ、彼の愛する結生を受け入れ、愛する息子を息子の愛する者へ託す姿に泣けた😩
お父さんの愛と死に触れ、人として又ひとつ成長した結生。そして、公私共に素敵なパートナーとなった二人の創り出すリアルを伴う[ライフ]の世界。その世界は、次作の[月夕のヨル]で堪能できますよ😊