爪先に光路図
」のレビュー

爪先に光路図

青井秋

作者さま初コミックス

ネタバレ
2020年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作「爪先に航路図」+「さかなの体温」+「八月、夏の底」三作品で一冊。それぞれに描き下ろしが数ページあります。「残灯」「午前0時の回遊」「夏来るらし」 静かに穏やかにストーリーが進んでいくなか、ささやかに息吹く音に、木漏れ日のように目の前に広がる映像に、酔いしれそうな心地よさ。どれも素敵な作品で最後お話には一番心ひかれました。本を閉じても胸がつまりそう。穏やかな余韻にもひたることができました。 2019読 2012/全170頁
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