このレビューはネタバレを含みます▼
他のレビューで感動したと書かれていたので読んでみたけれど…。
外で浮気している夫と、それに気づきながらも知らないふりをして、仲良し家族を演じている妻に、うすら寒い気持ちになった。
夫の入院先に愛人がやってきて、妻に紹介するシーンには「はぁ?」とあきれてしまった。
あまりに自分勝手な夫像なので、イライラして余命4か月ということにまったく同情もできず、ただただ、よく割り切って理想の妻をえんじられるなぁと、懐が深いんだか、「妻」という立場を守りたいんだか、とにかく主人公にも共感できなかった。
原作者が男性ということで、男の理想の妻像をかきたかったのか?と思ってしまった。