眷愛隷属
」のレビュー

眷愛隷属

夜光花/笠井あゆみ

コメディとして読む

ネタバレ
2020年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻(狐の告白…)まで読んで、☆5です。2巻までは、おもしろいし、かわいいけど、シリアスの中の熱血君にイマイチ付いていけない部分も多くて。3巻の兄の受けも、アクが強すぎだし。でも、これは、7,8割方コメディなんだ!と気付いて、読み直したら、コメディの中のシリアスが際立って、とってもはまりました。有生が愛しすぎる。そして、慶ちゃんの夏の蝉!の熱さが、弐式家を救うような気がしてきた。慶次に眷属が誰も申し出なかったのも、慶次の未熟な鬱陶しさだけが理由ではなく、有生の重い愛が慶次の背後に見えてたからだったのかもなー、と勝手に思いました。弘法大師様が、慶次と子狸に暖かい眼差しをくれたところが萌え萌えでした。柚の今後とか、弟瑞人の性格問題とか、さらに子が生まれるし、弐式家のお話、まだまだ楽しみです。
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