精一杯生きてきたことが未来に繋がる





2020年4月30日
非常に良い外伝でした。読者としては皆の活躍をもっともっと読みたいと思うけれど、もうこれ以上はきっと蛇足になるだろうとも感じる。
望もうが望むまいが環境は変わってしまって、そこでどうにか生きて行くしかない。出来ることと出来ないことがあって、少しずつ出来るようになることとそれでもやっぱり出来ないことがあって、誰かの力を借りて、誰かに力を貸して。
本編35巻までの長い長い冒険をかけて、生きることは互いを知って、認め合って、支え合うことだとみんながそれぞれに気付いた後の世界。人間同士に限らず、動植物や気候環境のこともよく知って、そして折り合いをつけなくてはならない。それはもちろん簡単に割り切れないところもたくさんある。よく知ったところで、受入れるのにもっとずっと時間が必要だったり、もう取り返しがつかないものだったり。
確かなことは、その時一生懸命に生きたことのすべてが未来に繋がるということ。どこかでやり方を間違えたかもしれない、最善策ではなかったかもしれない、他の選択肢があったかもしれない。そういう、人の後悔と無関係に未来はくる。
結果をきちんと受け止めて、自分の意志でまた次の一歩を踏み出すことが出来る人間でありたいと、そう思わされる作品です。
望もうが望むまいが環境は変わってしまって、そこでどうにか生きて行くしかない。出来ることと出来ないことがあって、少しずつ出来るようになることとそれでもやっぱり出来ないことがあって、誰かの力を借りて、誰かに力を貸して。
本編35巻までの長い長い冒険をかけて、生きることは互いを知って、認め合って、支え合うことだとみんながそれぞれに気付いた後の世界。人間同士に限らず、動植物や気候環境のこともよく知って、そして折り合いをつけなくてはならない。それはもちろん簡単に割り切れないところもたくさんある。よく知ったところで、受入れるのにもっとずっと時間が必要だったり、もう取り返しがつかないものだったり。
確かなことは、その時一生懸命に生きたことのすべてが未来に繋がるということ。どこかでやり方を間違えたかもしれない、最善策ではなかったかもしれない、他の選択肢があったかもしれない。そういう、人の後悔と無関係に未来はくる。
結果をきちんと受け止めて、自分の意志でまた次の一歩を踏み出すことが出来る人間でありたいと、そう思わされる作品です。

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