図書室のお兄さん
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図書室のお兄さん

真行寺ツミコ

これって愛じゃね?

2009年8月20日
イチオシ点はいつも迷うとこですが、読んで見て欲しいので8で。あ、ないか、じゃあ5で。この真行寺ツミコさん(素敵な名前…)の作品たちは、別のところで「ウィンクテ」を読んだ時から、私にとって「号泣男子」度合いにおいて、そして「これって愛じゃね?」っていうのを色彩を変えて描ける匠の作品集として、いつも気になる作品です。にかっと笑う笑顔も可愛いですが、泣き顔一つで、気持ちのキモをつかまれる主人公の気持ちになれるというか、単なるエロ(エロいはエロいですが)でなく品の良い感じがします。「図書室のお兄さん」も短編集で、しょっぱなから濃厚にエロいですが、それぞれの作品がエロの根底に持ってるのは、片思いだったり人間愛だったりするので、読みおわりが甘く切ない気がします。いや、当然エロいところも好きなんですけどね(^.^)b。
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