室町幕府最後の将軍、その生涯をたどる佳作





2020年5月14日
日本史では織田信長の敵役で悪役・脇役扱いの足利義昭。名ばかりの将軍で時代の変化を読めなかった男。そんな彼の生きざまが丹念に描かれます。戦国好きの自分には足利義昭の知識がほとんどなく、このマンガは参考になりました。足利義昭が生まれてから死ぬまでの所在地を年代順に作者が訪ねながらご紹介、というのが新しい。作者の自分語りがやや煩しいのが欠点。あと義昭のキャラが子供に見えてしまう。慣れればなんとかなりますが。

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むー さん
(女性/40代) 総レビュー数:6件