王国の子
」のレビュー

王国の子

びっけ

思い出してまで泣いた

2020年5月16日
抗えない運命の中、エリザベスとロビンが命をかける生き様や、周りの2人を支える人の深い想いに胸が熱くなり涙が溢れてきます。途中、誰が主人公だっけ?というくらいエリザベス達が蚊帳の外にやられますが、それがかえって、その間の2人が平穏で幸せな日々を過ごしていたのだろうなと思われて少し救われる。それぞれの登場人物が良くも悪くもそれぞれの命をかけて生きた証を読める、静かに熱い作品です!ぜひ最後まで読んで欲しい!
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