ゆびさきと恋々
」のレビュー

ゆびさきと恋々

森下suu

冬の空気感とか、二人の世界感が。

2020年5月19日
現実に(読者は)そこに居るわけでもないのに「今のあの二人の間に入る余地はない」と、ススっと身を引いてしまう様な、現実の私の気持ちがそこにあるかの様な不思議な感覚になりました。少女マンガですよ?なんだろう?
そうだよ、声で伝えられないだけ。
ゆびさきで口元で、視線や、態度、笑顔で相手には伝わるんだよね。
色々な意味で身の引き締まる、その静寂さが切なくて優しい素敵な作品だと思います。
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