出し惜しみなしの面白さ





2020年5月20日
面白かった!この作者さんを読むのは三冊目ですが非日常的なストーリーが得意なのかな。ストーリーからちょっとひねった感じのタイトルも良い。登場人物が個性的で一度も登場しない花吹雪先輩の存在感までムダなく生かされてます。オカルトやサスペンスのようでありながらコミカルなシーンもあり、そこにエッチまでガッツリあって出し惜しみなく、何だか作者のかわりにもったいなく思えました(笑)秦野が粗野な刑事かと思ったら意外に可愛らしい大型犬のようだし、清涼の名前の由来が後半にわかる時には構成の上手さに唸りました。スピンオフがあるのかな?追いかけたい作家さんになりました。

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