このレビューはネタバレを含みます▼
しれないです。三角いや六角?関係まで広がって、一体どう収拾つけるのかが見もの、という感じ。現実の高校生は、物語の登場人物ほど言い争いしたり、はっきり自分の気持ちを相手にぶつけて話合ったりということはあまり無いにせよ、高校生活で出会う限られたメンバーの中、ザイオンス効果(近くにいると好きになる)で、入り乱れて恋模様が繰り広げられるというのは、よくありそうな話です。その、どこにでもありそうな関係性を物語に仕立て上げる力量、この作家さんすごいなぁと。続きが気になって気になって一気読み。
4か月後、9巻を読んでレビュー追加です→英二や小春の気持ちの移り変わりが、ごく自然に描かれていて。まだ恋に不慣れな中高生のころは、自分の本当の気持ちに気付かないって、あるなーと。この作品、ドラマ化や映画化するときは、登場人物の気持ちの推移を丁寧に描写していってほしいです。それこそがこの作品の醍醐味。