わたしの幸せな結婚
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わたしの幸せな結婚

顎木あくみ/月岡月穂

とにかく浅い。物語星1イラスト星5

ネタバレ
2020年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭は主人公や旦那様、幼馴染みの心情など三者三様で引きこまれました。主人公にも秘密がありそうだし、異母妹とゆりえさん、悪役と味方でメリハリがあり楽しく読めました。ところが結局、結婚した「だけ」。恋愛どこ?恋どころかこの主人公、ずーっと1人で葛藤してる。主人公の気持ちの救済+悪役が報いを受ける+旦那様の圧倒的な強さが大事なのに!後半の盛り上げが!短っ!適当すぎる描写で、思わず「え?」って言ってました。長々読んで、肩透かし…。大事な場面がちょろりに対し虐められターンが細かすぎ&何度も何度も…。それでいて後半に頁を割かないから、主人公が可哀想通り越して卑屈に見える。全体のバランスが悪く、クライマックスがどこか分からない。担当さんは配分指摘しなかったの?他の方も書いてますが、肝心の恋愛も中身がないのにすぐ熟年夫婦みたいになり、冒頭のドキドキが消えた。いつ好きに…?広告冒頭部分は魅力的だけど、読むとキャラの造形の浅さや文、設定の不自然さが目立つ。今後続くとしても浅いファンタジーだろうなと。2巻は買わないです。
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