放課後!ダンジョン高校
」のレビュー

放課後!ダンジョン高校

山西正則

日常系ダンジョン

ネタバレ
2020年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「げんしけん」のファンタジー版、といえばしっくりくるだろうか。
モブキャラ設定を見ていると作者の愛着を感じるし、絵も個人的にはすき。
ただ、11巻あって作中(名前のあるキャラが)1人しか死なないことから、ダンジョン物としては縛りプレイになってしまっている。
モラトリアム感の演出にしてもさすがに極端かなとおもう。
また、第一部の収束が非常に唐突というかご都合主義的で面食らった。
群像劇的な部分を取り入れたことで主人公たちの思考変遷や過程を描き切れなかったのかもしれないが、低評価の理由もわかる。
第二部は長いアンコールのようだった。
ただ、おもしろいとはおもいます。好みの問題で。
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