このレビューはネタバレを含みます▼
表紙の絵と水彩画のような色合いに惹かれて無料一巻を読んで、そのまま三巻まで買って読んでしまいました。SFになるのかな?
家族四人で平凡ながら幸せな生活を送っていたのに、小学生の弟が自分の誕生日にプレゼントを買いに行った後行方不明になった。
懸命に探す両親とこれからの生活に焦燥感を抱く主人公。街中で思わず泣いてしまったところを慰めてくれたのが、気になっていた異性の同級生の母親でその繋がりで同級生とも話すようになる。
半年後に、居なくなった時の姿のままの弟が帰ってくるがその頃には家族はボロボロ。そこに時間管理局?の名刺を持った怪しい二人組が自宅を訪ねてくる。
弟は時間泥棒だかに拉致されて6ヶ月後の世界に飛ばされた、犯人を捕まえたいので弟さんと話させて欲しいとのこと。断ったが名刺は取っておく。
ある日目を覚ましたら弟の誕生日の朝に戻っていて喜びながらも不安な状態が続く。
ある日同級生が学校を休んだ。気にしていたら同級生の母親が交通事故で即死したとのこと。弟が居なくなった世界では泣いている主人公を慰めていたのであわなかった事故に遭ってしまった。
名刺の時間管理局の事務所を訪ねようとするがその住所はまだ建築中のビルで、
というところで三巻が終わっています。
思わず粗筋を書いてしまうほど面白く早く続きが読みたい。単純な恋愛ものとかSFだけでなく、普通の十代の関心毎が程よく詰め込まれていると思う。
星5でも良いと思いますが案外短くまとまりそうな予感もするので星4つです。