厄受けの巫
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厄受けの巫

桜井レイコ

表題作+短編 金持ち社長×純潔厄受けの巫

ネタバレ
2020年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+短編+描き下ろし+カバー下収録。表題作は依頼主×巫、短編は高校生もの。★3.5

「厄受けの巫」全6話
他人の厄災を己の身に受ける特殊能力があるミナミは、恩ある寺の為厄受けを仕事としていた。ある日仕事先で会社社長・堂上と出会い…。厄を受けるとカラダに真っ黒いアザのようなものが移り、それを取り除くことができるのが血の繋がらない兄。しかも浄化方法はキス+してあげる行為。月に一度は神と通ずる儀式があって…と設定がエロティック。巫さんなので経験なしというのもgood!好きになっても通じてしまえば巫ではなくなってしまう悩める設定だったけど、わりとあっさりだったかな。ミナミもかなり利用されてた背景もあったし。ただ兄さんもいろいろ思うところもあったような感じだったので、二人にもっと絡ませてグダグダして欲しかったかも。描写はぼんやりトーンにて。

「初めて誘惑スパイラル」
高校生新条と清水のお話。優等生な清水のエロ可愛いギャップにくらくらな新条。最後までしたいのに拒否られる理由は…。真面目すぎて…な展開が可愛い短編でした。描写はトーンにて。

「同棲の巫」描き下ろし7ページ
一緒に暮らし始めて…。

「お兄様とミナミの年表・堂上とミナミの前世的なやつ」カバー下
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