ぼくは麻理のなか
」のレビュー

ぼくは麻理のなか

押見修造

最後まで読んで欲しい

ネタバレ
2020年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくある入れ替わりかと思ったけどもっと深い話でした。成長過程で自分を確立できなかった麻理のお話だったんですね。
親は子どもを私物化しない、一個人として接すること、当たり前だけど大切なことだと改めて考えさせられました。

ただ、勝手に孫の名前を決める祖母とそれを止められない父親も、母親を毒親にした要因だろうなとは思ったり。描写は少ないけど背景を色々考えてしまいました。
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