吸血鬼の番いの受難~公爵様は花嫁の血しか欲しがらない~
」のレビュー

吸血鬼の番いの受難~公爵様は花嫁の血しか欲しがらない~

椋本梨戸/白崎小夜

吸血鬼の『番』というものの特性

ネタバレ
2020年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ によって、ヒロインにむける大きな愛と同じくらい、傷つけてしまうことを恐れるヒーロー。純真で素直であるがゆえに騙されてしまうけれど、きちんと考えてヒーローを包み込めるヒロイン。お互いに色んな葛藤がありつつ、心の壊れてしまっている神父に追い詰められますが、最終的に乗り越えて二人で歩んでいきます。悩めるヒーローに心を揺さぶられ、愛を注ぐ姿にキュンキュンしました。事情を知らなかったわけだし、幼い頃から心を助けてもらってきた神父に騙されてるとは思わないんだろうけれども、会いに行っちゃダメだよヒロイン・・・!どうなってしまうのかハラハラさせられましたが、ハッピーエンドで良かったです。作者さまの作品を初めて読みましたが、とても引き込まれました。他の作品も読んでみます。挿し絵もキレイで良かったです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!