学歴問題にとどまらず政治手法を鋭く描く





2020年6月12日
評判のこの本は当初書籍で入手を試みた。しかし初版本は5月の発売後直ぐ売り切れたため敢えて電子書籍を入手。貪るように読み終えた。個人的には若い頃3年ほど地方政治に関わり持った辛い経験を思い出した。余りにもこの世界は庶民感覚と乖離してた。この本を読んであーやっぱりと思った。小池知事の学歴詐称問題は、同時に小池氏の政治生活を余すことなく辿る。平成の政治ワールドを庶民の観察眼で余すことなく見事に描いている。特に小池知事の政治手法はメディアそして庶民を巧みに翻弄出来るプロ業であると実感した。「メディアはメッセージ」。有名なカナダ人の学者の言葉をふと思い出した。

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