力強い砂漠の民×呪われた王子

ネタバレ

2020年6月14日

このレビューはネタバレを含みます▼ 19世紀の北アフリカの砂漠の民、セルヴァラ族の首長・アルド×とある王国の呪われた王子・ユリエル。砂漠に沈んだ幻の都、ロアディスの遺跡発掘に参加したユリエルは、セルヴィラ族に殺されかけたところを首長のアルドに助けられる。王子様と砂漠の王のロマンティックな恋、超好みでしたーめっちゃよかった！素直で明るいけど芯は強いユリエルは可愛いし、男らしいアルドもいい男。国を捨てるか恋を捨てるか、究極の選択を迫られるユリエルの揺れる心が切なかった。またユリエルと、ユリエルを愛し慈しんできた従者・エルヴェとの絆にも泣かされました。本当に離れてしまうのかと思ったけど、望んだ通りの展開で嬉しい！巻末収録の10周年記念ファンブックにバディスとのその後があって歓喜。アルド×ユリの甘々新婚CPも、バディス×エルヴェの大人CPもよかったです。兄王とのエピソードもちょっと見たかった。

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やーちゃさん

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