広い心で笑って読むべし





2020年6月15日
酷評のレビューほど酷い内容でもない。傑作と言うには物足りないが、ポップなドタバタコメディ漫画のノベライズのようなものだと思えば、そんなもんだと言えるくらい。心を広く、ギャグ漫画のノリで読めば笑えて楽しめるはず。展開もそこそこ馬鹿げている上に、唐突に殺すのなんのと洒落にならないことをしかけるくせにシリアスからは程遠くそれさえも笑いの延長。
作者あとがきにもあるように、アニメーションを文字にしているようなノリなので、あくまで軽く流して読むもの。幸いにして文章力は、光るほどは無いものの目に見えて不味いほどではないので気楽に読める。内容は薄いが、そのぶん辻褄がおかしかったり、独りよがりな描写が延々と続いたり、流れが破綻していたりすることは無い。首尾一貫して、バカな王子とバカな取り巻きとバカな庶民令嬢が墓穴を掘るのを、性格破綻者の有能令嬢がおちょくるだけだ。
総じて、サブカルチャーとしてはアリなんじゃなかろうか。ただ、何度も読み返す気にはならなかったので、そこは残念。
作者あとがきにもあるように、アニメーションを文字にしているようなノリなので、あくまで軽く流して読むもの。幸いにして文章力は、光るほどは無いものの目に見えて不味いほどではないので気楽に読める。内容は薄いが、そのぶん辻褄がおかしかったり、独りよがりな描写が延々と続いたり、流れが破綻していたりすることは無い。首尾一貫して、バカな王子とバカな取り巻きとバカな庶民令嬢が墓穴を掘るのを、性格破綻者の有能令嬢がおちょくるだけだ。
総じて、サブカルチャーとしてはアリなんじゃなかろうか。ただ、何度も読み返す気にはならなかったので、そこは残念。

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