好きでごめん。
」のレビュー

好きでごめん。

オカモト優

ふたりが幸せならそれでいい。

ネタバレ
2020年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ この本大好きすぎるくらい好きなのですが、好き嫌いが分かれるのも分かってるので、表紙や試し読みで合わないなと思ったら、引き返してほしいです。

あと登場人物の外見重視の人は、そういう漫画が世の中にいくらでもあるのでわざわざお金を払ってまでこの本を読む必要はないと思います。


まず晃太の片想いが見ててしんどくて、幼馴染とはいえなんでこんな彼女取っかえ引っ変えしてる人が好きなのかと思ったし、ただでさえ片想いって大変なのに6年もこんなことしてたらそりゃ拗れるわって思った。

晃太が陽翔に告白する勇気もなければ嫌いにもなれない、友達でいいからそばにいたいと思ってるのが健気すぎて切ないけど、陽翔が晃太の気持ちに気づいたときに真剣に考えた結果が、晃太が自分の隣にいるのは当たり前でいないのはあり得ないって言ってたのが、ふたりとも同じこと考えてて、お互いのことが大好きなんだなって思った。

晃太がちょっとしたことで顔真っ赤になったりとか、無自覚に陽翔を煽ってるとこがかわいすぎるし、陽翔にこれでもかってくらいベタベタに愛されてるのがたまらなくいい!

あと司が晃太に間違った方向に行かないようにアドバイスしてて、恋愛のことをちゃんと話せる友達がいてよかったなって思った。

2巻がいつ出るかわからないけど、誰にも邪魔されないくらいいま以上に愛しあってるふたりが見たいです!

(…その後の連載で陽翔が女子からの誘いを全部断り、手紙ももらってこなくていいと晃太に言ってるところがあって、あぁ愛されてるなって思った。人はすぐには変われないけど、晃太がもっと素直になれたらいいな。)
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