マイナスイオンたっぷり。癒しのBL

植物学専攻の陰キャ院生・御影先輩（受け）と強面な後輩・七星（攻め）の優しいお話。御影先輩は元々ゲイだけれど過去のトラウマと元の性格も相まって恋愛には消極的ですが、そんな先輩を優しくリードしていく七星が強いのに優しくて良かった。第一話で両思いになり、その後初々しい二人が一緒に前に進んでいくのですが、お互い寄り添った感じで癒やされます。波乱万丈があったりダイナミックなお話ではないので、そう言ったドラマチックなお話が好きな人には少し物足りないかも知れませんが、優しいお話で癒やされたいなという人にはオススメです。一つ物申すとすれば、七星の強面設定があまり活かされてなかったこと。最初に見られた七星の圧は導入部分のところだけで、どちらかと言えば柔和な顔付きだし単に身体が大きいだけでした。あらすじ紹介文中にも煽りがあったので気になっていましたが、特に強面なことに絡むエピソード（空手をやっていたことくらい？）はなかったので、敢えて強面なことに触れなくても良かったような気が…。とは言っても身体が大きい七星と小柄な先輩との体格差には萌えられます！