このレビューはネタバレを含みます▼
そうですね。私も、評価「1」です。とにかく、読んでいて、救いがなさすぎる。/ 世の中には、つらい設定の作品が、多々ありますが、それでも、主人公が、なんとか這い上がろうとする姿を見せ、応援したいと思ったりしますが、本当に、この作品では、主人公が、もう子供ではない「大学生」でありながら、危機管理意識がなさすぎて、イライラを通り越してしまいます。助けを求めるチャンスは、いくらでもあるのに、自分から、その「芽」をつぶしている。/ 主人公のバカ彼氏の友達のなかに、ひとりだけ、まともな人物がいますが、それ以外は、本当にもう、どうしようもない。/ 名家きどりの、バカ彼氏の母親の発言には、怒りを超えて、呆れるとしか言いようがないのですが、話が進むと、べつにそれほどの名家でもないようで、冒頭、同じ大学に通う主人公とバカ彼氏の会話にて、バカ彼氏が、かなり優秀な高校を卒業して、それが自慢で、主人公も、そこにちょっと惹かれもしたような表現がありますが、失礼ながら、県内偏差値60を少し超えた程度のレベルであり(偏差値で人の優劣を判断するものではありません。かなり、イキっていたわりには、というところでの、この表現です)、なんだか、話が進むにつれ、読んでいるのが、ちょっとアホらしくなってくる。/ 赤ちゃんだけは、この世に生を受けて、乳児院などに保護されて育ってほしいと思いながら、読んでいる次第です。