このレビューはネタバレを含みます▼
女性週刊誌で、たしか、600話くらい連載された長編作ですね。
美容院にいくたびに、読んでいました。
画力は、失礼ながら、高校生の漫研レベル…
特に、なぜ、泣くときに「口角」があがるのか?
それもまた、この作品の特徴になっていくのですが…
獣医さんて、なみの、そこらへんの坊ちゃん医科大学を出た、それこそ「そこらへんの医者」なんかより、はるかに、学生時代からカリキュラムが難しくて、
基本、牛馬犬猫しか、学ばないのに、ありとあらゆる生き物の、眼科・産婦人科・内科・外科・泌尿器科…と、全部、独学で勉強して開業するとか…
すごすぎ。
それでも、新米ゆえに、素人でも間違わんだろというところを、初期のころは、失敗したりもするが、成長物語として見ていけば、おもしろいです。
個人的には、ボンボン医者たちとの合コンで、ブランド品や年収をひけらかす男たちに「はあ。単科ですか。いいですね。わたしたち、なにからなにまで、診なくちゃいけないんで…」と、最強のマウントをとり、撃沈させるのが、作中、最高のスカッとでした!