読後が宜しくない





2020年6月28日
シリーズ1作目のオウギ&カナエのその後プラス、カナエの兄ユキが絡んだお話。ユキのストーリーが未だ不透明な分、オウギの独裁さと自己中さが前作よりも気分悪くなりました。カナエも、兄のユキに対してそれって…と幻滅しました。確かにユキのした行為は許されないけど、そこまでされる程?と疑問。ユキはいつまで贖罪してなきゃならないのかってかわいそうになります。唯一の救いがいるのが良かったけど。うん、自分たちさえ良ければという考えのオウギとカナエには一生会わなくて良いし知らせなくて良い。オウギがユキにした仕打ちはとても卑怯で許されることじゃない。オウギにそこまでされるいわれはユキにない。とても嫌な1冊でした。でも、これがあるからこそユキのストーリーは引き立つかもと思います。

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律花 さん
(女性/50代) 総レビュー数:593件