このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんは、女性警察官であったそうで、これだけの画力があるならば、きっと「似顔絵捜査官」として、引っ張りだこだったのでは?
青年誌でなく、女性雑誌に載せても問題の無い「かわいい絵柄」で、犯人をのぞけば、基本的に「悪役」のいない組織と環境にて、ほのぼのと読むことができます。
たまに、男女どちらの警官も、部屋飲みや、合コンをするシーンがあり、警察官でも、若い世代はどこも同じなのだあと、ここでも、ほのぼの。(女性は、職業を隠したがるようですが。)
あえて?「より楽しく読み進めるための秘訣」としては、登場人物の、おもしろい「独特の会話のキャッチボールのパターン」が、毎回、同じであるため、イッキ読みするよりは、1日1話くらいのペースで読んでいったほうがいいと思います。
たいへん、ふるいたとえになりますが、あの「寅さん」も、特に初期から中盤、数作を残しての終盤までも「王道ワンパターン」であるため、2作以上を続けて鑑賞するのは、よほどのファンでもないと、けっこうきついらしいのと、同じというか。
最近、かなりシリアスな展開がありましたが、基本的には、「岡島県」という架空の県(どこらへんかをうかがわせる方言は、いっさいでてないようです)での、いち所轄にて、市民の安全を守る、ほのぼのおまわりさんマンガです。