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読むのやめることにします…





2020年6月28日
まだ序盤の辺りまでしか読んでいませんが、思い切って読むのやめます…。たぶん読めば読むほどイライラが募っていくパターンだと悟りましたので…。この作者さんの作品幾つか読みましたが、設定に多少違いはあれどキャラは皆んな一緒ですね…。ピュアで初心でちょっぴり意地っ張りなかわいいヒロインを、強くてイケメンで地位が高いヒーローが必死で口説くお話。好みのパターンなので楽しく読めるのですが、あまりにどれも同じでさすがにまたかーと思います。キャラが同じなだけならまだ良いのですが、ほぼ同じシーン、ほぼ同じセリフ、ほぼ同じ価値観とそれに伴う行動など、まるで同じ小説なのではと思うほど…。でもそれだけなら、なんだかんだ好きなパターンなのでこれも読むのですが、これはヒロインに大変イライラします。ピュアなのは可愛いけどこの子はただの箱入り娘の世間知らずの馬鹿です。頑なに聖印を隠そうとしてるけど、それはつまり生涯結婚はしないという事ですよね。結婚したら伴侶に聖印見られますから。伴侶に自分の「破廉恥」さがバレるだけでなく、他に運命の相手がいるのに他の人を選ぶという不誠実さ、そして「隠蔽」という犯罪の片棒を担がせる事にもなる、等等の理由でこの異常に貞潔を重んじる世界観では結婚は不可能でしょう。という事は結婚を急かす親兄弟に生涯結婚しないという決意を伝え、それを説得しなければいけない訳です。でもヒロインそこまで考えも及んでいない様子。後先考える知恵がない、目先のことしか見えてない、ただの箱入り娘の世間知らずのお馬鹿さんです。このお馬鹿さんが生涯独身で強く生きていけるとも思えない。なのにあくまで頑固に頑固に聖印を隠す。契約しないと両者に酷い体調不良が続く事から考えても隠す事は現実的ではないし、相手に対して残酷です。そもそも隠す事は犯罪でしょう。貞淑観念高いように見えて平気で法を犯す矛盾。おバカは好きですけど馬鹿は嫌いです。他の方のレビューを読む限りはこの「頑固に隠す」が物語の終盤辺りまで続くようなので、ダメだ、私絶対イライラし続ける、メンタルに悪い物は読むのやめるべし、と考え、ここで読むのをやめさせていただきます(ペコリ)

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