このレビューはネタバレを含みます▼
全話表題のお話です。
童話を思わせるエピや世界感を出してますね。
それでいて狼と生贄の子の何気ない日常があって、そこにお互いを思い合う感情があって、とても心温まるほのぼの感と恋に発展するまでのジレジレ感があって面白かったです。
二人の回り(森の中)は洋なのに対して、人間がいる所(森の外)は和で、二つは違う世界なのだと表したものかと。
あとタヌキが可愛かったです。狼にタヌキに鹿と色んな動物が出てきます。絵も丁寧で綺麗です。
流れ的にバッドエンドになったらどうしようかと、途中心配しました。ウルウルもんでした。がハッピーエンドでした。良かったです。