このレビューはネタバレを含みます▼
全巻読み終わりました。
主人公を赤ん坊にする意味があったのか?と思います。
皇帝、あんだけ主張が激しい服装をしてるのに大した出番もなく終わってしまいました。皇帝の嫁の伏線も回収されていません。
綺麗な終わり方ですが消化不良感がありますね。
ブラック企業でやり手のプログラマーだった主人公は過労死して魔法がある異世界に転生。今世では働かずに生きたいと考えた主人公はプログラミングの経験を生かして魔法を独自に習得し、村を襲った盗賊団をボコボコにして一躍有名になる。盗賊団捕縛の話が王様にまで伝わり王宮に召抱えられて魔術師になりますが意図に反して色々面倒事に巻き込まれていく、というお話です。三巻の中盤くらいから獣人が出てきます。
話の筋はわりと面白いのです。
でも主人公が乳児で1歳になるかならないかって設定のわりには、絵の感じが幼稚園児くらいに見えてしまうので、もう少し主人公の描写を本当に赤ん坊ぽくするか、幼稚園児くらいの設定にすれば違和感がないと思う。
漫画だから面白おかしく読めるけど現実で乳児が大人のように喋ったらどんなに可愛い見た目でも薄気味悪いだろうな。マンガ自体も乳児である事を強調するためか頭や顔がデカくて身体が小さく描かれすぎているのでちょっと気持ち悪く感じる。
あと異世界ものだと7割以上の確率で獣人が出てきますが獣人は耳だけが獣で他は人間と同じです。なんでなんですかね。何故耳だけが獣なのか。耳より鼻とか脚が獣の方が有利じゃないのか。